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愚かな人類~コロナで地球上が震撼  第三章

  • 執筆者の写真: 中村政弘
    中村政弘
  • 2020年4月30日
  • 読了時間: 2分

これからはケンには少し難しい話になるけど大丈夫かな? 「ウン大丈夫」とケンはじいちゃんの話にいよいよ興味がわき目を輝かせている。 大量生産をするためには石炭や石油等地球の資源をたくさん使うことになる。 工場から出る煙や工場から出る汚い水によって次第に地球上の空気や海が汚れていったのだよ。 海も工場から出てくる汚い化学物質に汚染されお魚たちも次第に少なくなっていった。 工業地帯からは工場が出す煤煙で太陽が見えない毎日となっていたんだ。 それだけではない その結果、住んでいる人たちの身体にも悪い影響をあたえていったのだよ。 それは人間だけでなく地球上の動物や植物に悪い影響を与えていった。 地球上では温暖化が進み陸地の森林は消え陸地は干ばつから砂漠化が進んでいたのだよ。 二人がいる山も見渡す限り緑の樹木は1本もなくただただ枯れ木が朽ち果てて墓場を思わせる光景であった。 そうだよ、昔の大人たちは必要以上のものを作り続けたのだよ。 大量生産による大量消費というやつだ。 工場からは大量の煙を出しその結果ますます大気汚染がひどくなって行ったのだ。 じいちゃんは遠い空を見つめながら続けている 空気汚染指数であるPPMの人間への限度は30ppmといわれていたが 世界有数の工業地帯では昼夜700ppmを超えていたそうだよ。 ppmか、ケンにはとても怖いものに思えた。 そのため特に空気汚染から人々は呼吸器の病気が多くなっていた。 これも昔の人達の贅沢の結果だよ。 ケンは昔の人が許せないと思った。 自分の時代さえさえよければいいといった考えに怒りがこみあげていた。 ところが人類の災難はそれだけでは済まなかったのである。 ケンが生まれる200年前の地球上に信じられない恐怖が襲ってきた。 それは西暦2020年の21世紀の初頭であった。 …..地球上があっという間にコロナに席巻され信じられない事態に陥っていく。 地球上の人類が経験したことしたことがない恐怖の到来である。 世界の指導者たちがこれは目に見えぬ敵との戦争だと慄いている。 これまでペスト、スペイン風邪、エボラ熱、SARSなど疫病が地球上で暴れたことはある。 これらも世界を恐怖に陥れたが今回のコロナほど強烈ではなかった。 これまでの疫病は3年~5年ほどで世界に蔓延していた。 わずか百日足らずで地球を席巻したウイルスは出現していない。


♯コロナウィルス 

 
 
 

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